つくば市の内科・肛門科・内科・AGA・睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群
つくば市の内科・肛門科・内科・AGA・睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に呼吸が一時的に停止する病気です。睡眠時無呼吸症候群は、頻繁に起こると、睡眠の質が悪くなり、朝起きると疲れている、気分が持たないなどの症状が出ることがあります。また、高血圧や心臓病、脳卒中などの健康被害も引き起こすことがあります。
睡眠時無呼吸症候群の主な症状
睡眠中に体が酸素欠乏状態になることで、昼夜を問わず以下の症状が引き起こされます。これらはすべて関連しており、睡眠の質を低下させるだけでなく、体の不調や命へのリスクを高める可能性があります。

イビキがひどい

睡眠中に呼吸が止まる

夜中に何度もトイレに起きる

憂鬱な気分が続いている

起床時に頭痛がする

起床時に疲れを感じる

昼間に強い眠気やダルさに襲われる

居眠りで交通事故を起こしかけた
睡眠時無呼吸症候群による合併症のリスクチェック
ひとつでも当てはまる方は、リスク検査をおすすめします。
- 高血圧がある (140mmHg / 90mmHg以上)
- 糖尿病がある (HbAc7.0以上)
- 糖尿病がある (HbAc7.0以上)
- BMIが25以上ある (BMI= 体重kg ÷(身長m x 身長m))
- 過去に脳梗塞や心筋梗塞など心臓・血管の病気になったことがある
- イビキを指摘されたことがある
- アレルギー疾患がある (気管支喘息、アレルギー性鼻炎)
- 首周りのサイズが気になる
睡眠時無呼吸症候群の合併症
日本において、高血圧(約4000万人)や糖尿病(約2000万人)の患者が多いことは知られています。
睡眠時無呼吸症候群も潜在的には中等症以上が900万人以上で、国民の13人に1人は睡眠時無呼吸症候群といえます。
高血圧、肥満、糖尿病、認知症、心臓疾患、呼吸器疾患、脳梗塞の経験のある方は、睡眠時無呼吸症候群の有病率が高くなります。
睡眠時無呼吸症候群の検査
簡易検査も精密検査も、ご自宅で簡単にできる検査です。簡易検査のAHIが40回以上、精密検査のAHIが20回以上で、CPAPの保険適用となります。

※AHIとは、1時間に10秒以上の無呼吸・低呼吸の発生回数。
睡眠時無呼吸症候群の治療
重症度に合わせて適切な治療を行う必要があり、中等症から重症の方にはCPAP治療が最も普及しています。 CPAP治療とは、装置により圧力をかけた空気を鼻から気道に送り込み、気道を広げて睡眠中の無呼吸低呼吸を防止し、リスクを下げる治療法です。
- 効果の高い治療法で、検査結果により保険診療での治療ができます。
睡眠時無呼吸症候群の未治療や治療中止のリスク
治療することで死亡や他の病気の発症リスクを下げることができます。未治療や治療を自己判断で中断・中止するとリスクが上がりかねません。突然死を含む死亡リスクは、治療中の患者と比べて約3倍も違うと言われています。
- 死亡 約4倍 ※1
- 脳卒中・心筋梗塞 約5倍 ※1
- 交通事故 約7倍 ※2
※1 :Terry Young et al., Sleep 2008;31(8):1071-1078
※2 :Findley Lj, et al., Am Rev Respir Dis 1988: 138:337-340
※2 :Findley Lj, et al., Am Rev Respir Dis 1988: 138:337-340
参考文献:ゾーン株式会社 SAS小冊子